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2019年11月9日土曜日
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2019年11月5日火曜日
私の本棚(46):般若心経
|   ── 般若心経私の本棚を紹介します。 第46回は、 図説 般若心経 を取り上げます。 
 
 (1)「図説般若心経」 般若心経では仏教の真髄が古代文献独特の表現で記述されていますが、簡潔にまとめられたその深遠な内容を、この本では我々日本人が容易に理解できるよう豊富な図を用いて詳述されています。 ( カバー付きの表紙 ) ( カバー付きの裏表紙 ) ( カバーなしの本体表 ) ( カバーなしの背文字と本体裏 ) 【解説欄】 
▼図説 般若心経   色 がコンピュータの制御システム全体(ハードウェア)、 受 が入力処理、 想 が判断をするための演算処理、 行 が出力処理、 識 が記憶処理(知識データベース) に相当しています。   一方、記憶装置は単なるメモリではなく膨大な知識データベースと捉えると、その上での検索や認識処理がまさに“識”に相当すると考えて良いでしょう。そしてこれら全体を管理し制御するのが“色”ということになります。 この様に、初期のコンピュータの時代では理解できなかった般若心経の表現の数々が、データベース・エンジンや検索エンジンの登場、そしてネットワークがコンピュータの典型的な姿になってくるのにともない、般若心経の教えがより深い意味合いを持って我々に迫ってきます。コンピュータの技術進歩と相まって、益々その意味の深さが見えてくるのではないかと思うのです。不思議なことですね。 本文3-4行目に「 この意味は、 ・色(しき)は即(すなわ)ち是(こ)れ空(くう)なり、 ・空(くう)は即(すなわ)ち是(こ)れ色(しき)なり、 ・受想行識(じゅそうぎょうしき)も亦腹(また)是(かく)の如(ごと)し と読み下すと分かると思います。 受、想、行、識もすべて同じですよ、と言っているのです。 つまり、 受(じゅ)は即(すなわ)ち是(こ)れ空(くう)なり、 空(くう)は即(すなわ)ち是(こ)れ受(じゅ)なり、 ・・・・(以下同様) ということです。 ▼空とは 本文2-3行目に「 「色」は眼に見える現実の世界を指し、「空」は「色」の背後にある永遠不変の真実を指す。したがって「色不異空」は、「眼に見える現実が、そのまま眼に見えぬ不変の真実そのものなのである」ことを意味し、その逆の「空不異色」は、「真実がどこか別にあると思ってはいけない。真実は、眼の前の現実世界そのものなのだ」ということを意味している。 ▼内容 ・見開き扉 ( 見開き扉 ) ・各種の般若心経 ( 各種の般若心経 ) ・仏説摩訶般若波羅蜜多心経 仏説摩訶般若波羅蜜多心経 ・観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 ・照見五蘊皆空度一切苦厄 照見五蘊皆空度一切苦厄 ▼著者   金岡秀友 ( 1927 - 2009-7-23 ) ▼本の詳細 (1) 金岡秀友 図説 般若心経 :昭和57年11月25日 第1刷発行, 昭和58年4月20日 第3刷発行, 著者 金岡秀友, 発行 株式会社 講談社, 定価 1200円, (c)講談社 1982年, ISBN4-06-200325-2   | 
 
 
 


 
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