大学で講義をするようになった当初、私はどうしても早口になってしまってゆっくりと喋ることができなかった。大勢の人の前で話すときは、ある程度の声量で明確に区切って発音する必要がある。最初のうち、話す速さを意識している段階ではいいのだが、話す内容の方に集中してくると次第に早口になってしまう。やはり新米教師ではなかなか真似できない技術なのかなぁと慨嘆したものである。
それがある時から、できるようになったらしい。“らしい”と言うのは、決してゆっくり喋る技術を習得したわけではないからである。詳しくは、【素歩人徒然】「話す速さ」を参照してください。
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