── ホフスタッター
私の本棚を紹介します。
第7回は、ダグラス・R・ホフスタッターの著作を取り上げます。
上掲写真で、右から順に、
(1)「ゲーデル,エッシャー,バッハ」、
(2)「メタマジック・ゲーム」
となっています(詳細は【解説欄】▼本の詳細を参照してください)。
【解説欄】
(1)の「ゲーデル,エッシャー,バッハ」は、職場の上司に勧められて購入した本です。「コンピュータのプログラミングに関わる仕事をしているなら、これくらいの知識は理解できなければいけない」とハッパをかけられて挑戦してみました。しかし、700頁を超える大著で、かつ大変難しい内容のものなので残念ながら読了はできなかったと記憶しています。その後、この種の本は「摘み読み」すると良いということを学びました。ときどき特定のテーマについて読みたくなると、取り出しては眺めるという形で利用しています。
たとえば、プログラミング上の諸問題に直面したとき、あるいはエッシャーの絵について(いずれ「エッシャーの宇宙」という本を取り上げます)それぞれの絵がどういう背景で描かれたのかを知りたくなったときなど何度も紐解きました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYXB9om-uvO0ozAT8j5zxVNfGCE_WC2M3dZ-Dl_IKwUPcfBomUz2jsFA6nisHPFQat8dsHzX4yPgTi7I6YpFkoFfB1qJ2W8b0HpTgd-HvOPBbJypiBrIiv9nzyExfqAjLYn2RSzfuSLoQ/s1600/IMG_1892.JPG)
ゲーデル,エッシャー,バッハ
(2)の「メタマジック・ゲーム」も同様で、(1)に輪を掛けたように難解な本です。(1)で取り上げられた「自己言及と自己増殖」というテーマに私は関心があったのですが、(2)でも「ウイルス文と自己複製」、「自己変形ゲーム、ノミック」などのテーマで引き続き取り上げられています。これまた難解でした。私がここで内容紹介の文を何も書けないということは、私の記憶に残っているものがないからです。つまり何も理解できなかったことを示しています。恥ずかしい限りです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEinEAQpl29rtIppnKYVCKw2ky0MLWIh3eFyeEoN1ASv3Kt9cZsYd25hiizAb3DmLOn-sWX-5vYiMHZ9Z6E7-_K_0oNL9TWFa54ewRnRcINFGu6V4eagxbKBFM-7HhmJXiyurZHF89CW3Aw/s1600/IMG_1893.JPG)
メタマジック・ゲーム
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggmL9lh849Tas7pmGTK9pWHcABTGni0_eTYkvfUrznR_W0SpgrKO3wY8JfYIMcM0L8GcXHpIKTvqp5vWsKqgamqGhfZp3snT5UJEL5mgMuYgwP8P0EIgmuhglQMn3Af_Vt-qSJmyA47Ec/s1600/%25E3%2583%259B%25E3%2583%2595%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25BF%25E3%2583%2583%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC.jpg)
ダグラス・R・ホフスタッター (Wikipedia から引用)
▼本の詳細
(1)ゲーデル,エッシャー,バッハ ━━ あるいは不思議な環 1985年5月1日第1版第1刷発行, 定価 4,800円 ダグラス・R・ホフスタッター著 野崎昭弘・はやしはじめ・柳瀬尚紀 訳 株式会社 白揚社 ISBN4-8269-0025-2
(2)メタマジック・ゲーム ━━ 科学と芸術のジグソーパズル 1990年9月15日第1版第1刷発行, 1990年9月25日第1版第2刷発行 定価 5,500円(本体5,340円) ダグラス・R・ホフスタッター著 竹内郁雄・斉藤康己・片桐恭弘 訳 株式会社 白揚社 ISBN4-8269-0043-0
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