![]() ── 速音読のすすめ歳を重ねると活舌が悪くなってくる。そこで、毎朝「天声人語」を声を出して読むことにしている。私は初見で一か所も読み違いなく朗読し終えることをめざしているのだが、そのためにはゆっくりとした口調で正確なアクセントで読み進める必要がある。常に口の周辺の筋肉の動きを意識し、しっかりと口を開いて発音するようにしている。家内が病気になる前は、先生について朗読を習っていたので、私は聞きかじりの知識でそうやって努力していたのである。 しかし、これがどうやら間違っているらしい。私の目的は朗読ではなく老化防止の方であるから、そのためにはゆっくりと読むのでは必ずしも効果は期待できないようである。 というのは、最近ラジオで「速音読(*1)」というのがあることを知ったからである。「速読」ではなく、ただ早く音読するのである。 【注】(*1)生島ヒロシのサタデー・一直線 | TBSラジオ | 2018/12/15/土 05:05-06:00速音読では、抑揚を付けながら早めに読むようにする。これが認知症の予防に効果があり、うつの症状が改善されたという報告もあるらしい。 ラジオでは、生島ヒロシと内藤裕子の両氏がゲストの斎藤孝先生を相手に軽快なトークを展開する。斎藤孝先生のチャレンジで、漱石の「坊っちやん」の最初の1節(*2)を読むのに何秒掛かるかが競われる。 【注】(*2)『親讓りの無鐵砲で小供の時から損ばかりして居る。小學校に居る時分學校の二階から飛び降りて一週間程腰を拔かした事がある。なぜそんな無闇(むやみ)をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出して居たら、同級生の一人が冗談に、いくら威張つても、そこから飛び降りる事は出來まい。弱虫やーい。と囃(はや)したからである。小使(こづかひ)に負ぶさつて歸つて來た時、おやぢが大きな眼をして二階位(にかいぐらゐ)から飛び降りて腰を拔かす奴があるかと云つたから、此次(このつぎ)は拔かさずに飛んで見せますと答へた。』私が「タイムフリー機能」を使って、後で再度聴いて確かめたところでは、 斎藤孝先生:26秒 内藤裕子 :27秒 生島ヒロシ:21秒 であった。生島ヒロシさんの記録は流石である。しかし、私がつぶさに確認したところでは、2か所ほど読み間違えたところがあった。普段原稿はすべて初見で読むと豪語しておられるが、その実態はこんなものなのであろう。お人柄が出ていて楽しい結果となった。 しかし私も試みてみたがこれが予想外に難しい。31秒がやっとであった。生島ヒロシさんの記録には到底及ばないようである。■ |
2018年12月15日土曜日
速音読
2018年12月1日土曜日
私の本棚を更新しました
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海外文学:不思議の国のアリス![]() |
2018-11-27 | [掲示中] |
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(特定テーマ)月刊誌:NATIONAL GEOGRAPHIC(2006-5) ナショナルジオグラフィック日本版:ユダの福音書を追う ![]() |
2018-11-27 | [掲示中] |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLqu6B3KvMN8XepoQNE48N7xvTAR7XB71PFLdpXcUvlGHVGnM6788eOWWaHvIBf7QN9dARVqjKfvFOcTeTQ10yA6ORm51ioHrSs5Lm43Sn7b0R1b6Cx_zvEhKXzB9yhQBA9Rsw8yX6M2U/s1600/myshlflist2018-9.jpg)
2018年11月27日火曜日
私の本棚(39):ナショナルジオグラフィック日本版:ユダの福音書を追う
私の本棚(38):ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」
![]() ── 不思議の国のアリス私の本棚を紹介します。 第38回は、不思議の国のアリスを取り上げます。
上掲写真は、 ・「不思議の国のアリス」(ルイス・キャロル著, マーチン・ガードナー注) です。「鏡の国のアリス」も同時に購入しましたが、現在行方不明となっています。 【解説欄】
本書の「序」で、マーチン・ガードナーが紹介している通り「アリス」の物語は、学者の研究対象となっており 今や「古典文学の墓石のような灰色の記念物になりつつある」と記されています。ギルバート・K・チェスタートンは、著者ルイス・キャロルの生誕百年祭の折に「アリスが可愛そうで、可愛そうでたまらない」と嘆いたそうです。 ( 帯付きの表紙 ) ( 裏表紙 ) ( 表紙の表裏 ) ( 扉 ) ・各章の挿絵が素晴らしい ( 第1章の挿絵 ) ( 第3章の挿絵 ) ( 第5章の挿絵 ) ![]() ![]() ルイス・キャロル(Lewis Carroll) マーチン・ガードナー(Martin Gardner) (Wikipedia から引用) ▼本の詳細 ・「不思議の国のアリス」(ルイス・キャロル著, マーチン・ガードナー注, 石川澄子訳) Alice's Adventures in Wonderland : 1980年4月15日 第1刷発行, 1984年6月5日 第9刷発行, 定価 980円, 東京図書株式会社, 0097-7741-5156 ・「鏡の国のアリス」(ルイス・キャロル著, マーチン・ガードナー注, 高山宏訳) : 同時に購入しましたが、現在行方不明となっています。 ![]() |
2018年11月21日水曜日
素朴な疑問:菅野投手の完封勝利
![]() 素朴な疑問:菅野投手の完封勝利菅野投手(巨人)が沢村賞を獲得したそうですね。新聞には“記録ずくめ”とか“異次元の投球”とか書かれています。たいしたものですね。 最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを総なめにしたのですから当然ですよね。2年連続での沢村賞獲得だそうです。たいしたものですね。文句の付けようがありません。 でもねぇ~、何か引っ掛かるんですよ。パ・リーグ(*1)の投手たちは何をしていたのかなぁ~、と。別に菅野投手の活躍にケチを付けている訳じゃないんですよ。 でもねぇ~、DH(指名打者)制のあるパ・リーグの投手たちは息を抜く暇がありませんからね。DH制とは無縁のセ・リーグ(*2)の投手と比べるのは酷ですよね。パ・リーグの投手の成績争いはセ・リーグよりも激しいんです。「2年連続で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを取る」なんて到底無理なんですよ。 いえ、別に菅野投手の活躍にケチを付けている訳じゃないですよ。菅野投手は15勝のうち8勝が完封ですからね。とても真似ができませんよ。 詳しく見ると、セ・リーグのすべての球団(カープ、タイガース、ドラゴンズ、スワローズ、ベイスターズ、そしてロッテ)から完封勝ちを記録しているというじゃないですか。凄いですねぇ~。あっ! ロッテだけはパ・リーグじゃないですか。やっぱり! やっぱり引っ掛かるなぁ・・・・・ ![]() 【注】(*1)パ・リーグ(Powerful League) |
2018年11月20日火曜日
( Yahoo!ジオシティーズ閉鎖のため移転しました )
ステゴサウルス |
ステゴサウルス |
アロサウルス |
アパトサウルス | ||||||||||||||||
アパトサウルス |
カマラサウルス |
カマラサウルス |
カマラサウルス | ||||||||||||||||
カマラサウルス |
シンラプトル |
モノロフォサウルス |
ベルサウルス | ||||||||||||||||
ガャTウルス |
ダトウサウルス |
セイスモサウルス |
ジョバリア | ||||||||||||||||
トルボサウルス |
クラメリサウルス |
シュノサウルス |
アパトサウルス 上腕骨、大腿骨 | ||||||||||||||||
ブラキオサウルス 頭骨 |
最大の恐竜 セイスモサウルス前部 |
最大の恐竜 セイスモサウルス後部 |
セイスモサウルス 腹部 | ||||||||||||||||
セイスモサウルス 第4~10胴椎 |
ジョバリア |
ジョバリア |
カルカロ ドントサウルス | ||||||||||||||||
カルカロ ドントサウルス 頭骨 |
セイスモサウルス 全身(合成) |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6Foh48qcjojs2I-aLMw-dzXgrj_5aj3U0f03vgkS4l82IG_7XLEMGzMkkcxV7VKBcEgD4Qn5RG6dAdijsgZZrVHVLQe75oYGGlkEgnHn1riGZFmxHrkDxMWYr8tREGmrkjaybpsNKMyY/s1600/whitedots.gif)