2019年7月29日月曜日
2019年7月17日水曜日
私の本棚(40):吉里吉里人
── |
|
|
(1)「
写真の帯からも分かるように、本書は第2回日本SF大賞を受賞しています(詳細は【解説欄】を参照してください)。
( 安野光雅画伯による装幀 )
( 表表紙 ) ( 裏表紙 )
( 重厚で豪華な装幀 )
【解説欄】
▼
東北地方のある村が、突然「吉里吉里国」として独立を宣言します。日本政府はこれに反発し、いろいろと策を講じますがどれもうまくいきません。吉里吉里国側は食料やエネルギーの自給自足、あるいは独自の金本位制を掲げて存続を計ります。その出来事の一部始終を
また、この独立国の国語である「吉里吉里語」(東北弁、いわゆる“ズーズー弁”)の会話はルビを駆使して表記されています。作中で『吉里吉里語四時間・吉日、日吉辞典つき』という小冊子の内容(の一部)が詳細に紹介されていますから、ズーズー弁の正しい使い方を学ぶこともできるようになっています。
ここで、老婆心ながら一言注意を申し上げたい。これ以降を読みたい方は、貴方(貴女)の周囲に自分以外誰もいないことを一応確認しておいた方が良いと思います。何しろ“笑いの発作”が起こると止まらなくなる可能性なしとしないからです。顎が外れそうになり、涎を垂らしながら苦し気に笑いこけている姿など、誰も他人には見せたくないでしょうからね。
正しい発音を習得できるようルビが振ってありますから、それに従って発音してみて正しいズーズー弁・・・いや吉里吉里語で話せるようになったことを確認できると、(私の経験では)自然に笑いの発作が起こってしまうのです。是非気を付けてお読みください。
ルビに従って先ず読んでみましょう。次に、後半に出てくる中舌 母音の発声法を習得した後で、もう一度、正しい吉里吉里語で、“声を出して読む”ことをお勧めします。
▼吉里吉里国歌
以下に、吉里吉里国歌の歌詞(実は、これは2番の歌詞)です。
( 吉里吉里国の国歌 )
▼目次
以下は目次です。全28章から成っています。
( 目次 )
▼冒頭の文
「吉里吉里人」第一章の最初の書き出し部分です。この冒頭の文を一息で読み下す(*1)ことができれば、多分この分厚い「吉里吉里人」を最後まで読了するのはそれほど難しいことではないと思います。
【注】(*1)ただし、一息で読み下そうと無理をして、もし貴方(貴女)が健康を損ねるようなことになっても、当方は一切責任を負えません。
( 冒頭の長文 )
なお、冒頭の文について関心のある方は【私の作文作法】(7)「冒頭の文の書き方」を参考にしてください。
▼吉里吉里語への翻訳事例
・「坊つちゃん」
主人公が、夏目漱石の「坊つちゃん(*2)」の吉里吉里語版に出会う導入部です。吉里吉里語版のタイトルは「坊っちゃ(*3)」となっていいます。
【注】(*2)「坊つちゃん」のつづりに注目。夏目漱石の原作は“坊つちゃん”です(「つ」は促音ではなく「ゃ」のみが促音)。
【注】(*3)井上ひさし作品では、夏目漱石の日本語版を“坊っちゃん”と表記しています(「っ」も「ゃ」も促音)。翻訳版では“坊っちゃ”となっています(「つ」と「っ」の見分け方が難しい)。
( 吉里吉里語による「坊っちゃ」-1 )
( 吉里吉里語による「坊っちゃ」-2 )
・川端康成の「雪国」の吉里吉里語翻訳
( 吉里吉里語による「雪国」 )
▼発音学習
・中舌母音の発声法
( 中舌母音-1 )
( 中舌母音-2 )
・濁音化と鼻音化の原則
( 濁音化と鼻音化-1 )
( 濁音化と鼻音化-2 )
( 濁音化と鼻音化-3 )
( 濁音化と鼻音化-4 )
▼著者

著者:井上ひさし氏
▼本の詳細
(1)「
2019年7月1日月曜日
健康情報
![]() ━━ 【健康情報】「靴選び」と「ケア・ウオーキング」
|
2019年6月16日日曜日
日傘
── 男性用日傘について今年も猛暑になるらしい。男も日傘が欲しくなる季節の到来である。私の記憶が確かならば、昨年の8月1日に私は日傘デビュー(*1)したことになっている。 【注】(*1)「今日の日記から」ここ数年、夏場になると決まって 男性の日傘 が推奨されるようになり、次第に世の男性達に受け入れられてきているようだ。私も散々迷った末に去年ようやく日傘利用者となった。今年になってからは既に5月頃から使用しているが、どういう訳か昨年初めて体験したときのような爽快感が得られていない。何か去年よりも効果が薄いような気がするのである。 去年は気にならなかったが、今年は傘の生地を通して太陽光が直接降り注いでくるような気がするのだ。去年から使っている私の日傘は晴雨兼用で男性用の雨傘が主体となっているから、当然のことながら生地が暗い色調のものになっている。これでは日傘を使っていても帽子を被る必要があるくらいの強い日差しを感じてしまう。 私は昔から外出する際に帽子なるものを被る習慣がなかった。そういうものを被るのが好きではなかったのだ。屋外で運動(ジョギング、サイクリング、ウオーキング等)をする際は別で必ずスポーツ用の帽子を被るが、それ以外の外出時には決して被ることはなかった。それが習慣となっていたのだ。 しかし最近は赤外線の害が指摘されるようになり、仕方なく普段の外出時でも帽子を被るようになっていた(実は以前、鼻の頭に皮膚ガンができてしまったことがある)。したがって日傘を利用すれば再び帽子を被らなくて済むようになると内心期待していたのである。しかし、そうもいかなくなってきたようだ。 日傘で思い出すのは、昔私の母親が真夏の強い日差しの中で日傘を差して歩いているときの光景である。暑いけれども静かな夏の日だったような気がする。しかし昨年の夏の天候はそれとはまるで違っていた。何度も激しい風雨にさらされることになった。その結果、私の傘は強風のため何度かオチョコ(*2)になってしまった。更に運の悪いことに傘の骨が2ケ所ほど曲がってしまったのである。ペンチを使って自分で直そうと試みたがうまくいかない。適当な修理でごま化しているので、傘の形からすぐそれと分かる不格好な傘になってしまっている。そんな訳で今年はもっと上等な日傘を買いたいと思うようになった。 【注】(*2)開いた傘が風にあおられて、猪口(ちょこぐち)の形に裏返しになること。上等といっても価格が高ければ良いというものでもない。あまり頑丈な傘だとメリー・ポピンズ先生(*3)の傘のように空を飛ぶことになってしまうから、オチョコになるのは寧ろ安全のためには良いことなのかもしれない。したがってオチョコになっても構わないが、骨だけは簡単には曲がらぬよう頑丈な造りのものにしたい。折り畳みしやすいものは便利ではあるが骨が弱いような気がするので畳むのが多少面倒になっても構わないと思った。 【注】(*3)『メアリー・ポピンズ』を原作とし1964年に製作されたディズニー社のミュージカル映画。家庭教師役のメリー・ポピンズ先生は傘を差して飛んでくる。買い替えるのなら早い方が良いと思ったが、ここまで細かく仕様を確認するにはインターネット上の通販サイトで捜すのは無理であろう。実際に触って使い勝手を確認することにした。そこで百貨店の傘売り場へ行って捜してみることにした。最近は良く売れるのであろう男性用日傘のコーナーが作られていた。色々な種類のものが並んでいる。私は携帯傘タイプでも少し大き目で骨の数が多い(7本)がっちりとしたものを選び、そしてその中でも生地が厚手のものを選択することにした(以下参照)。 ( 新しい携帯傘 ) ( 骨組み ) ( 携帯時の大きさ ) 今年は、この日傘のお世話になることにしよう。同時に、日傘の正しい使い方についてもマナーとして身に付ける必要があろう。 人混みの中での日傘の使い方は特に難しい。雨傘のときは、雨が降っているのだから誰でも他人の傘の存在を意識してくれている。しかし日傘の場合は、傘のことなど念頭にない人が沢山いる環境の中で、一人傘を差しているという意識を持たないと他人に迷惑を掛けることになる。特に、何かを見物しているような場合は、後ろの人たちの迷惑になることがあるから、よくよく注意を払うことが必要であろう。 いずれ「男性の日傘の使い方が乱暴だ」という議論が出てくるかもしれないから、先人(つまり女性の日傘利用者)のマナーをよく観察し、心して正しい使い方を身に付けるべく努力することにしよう。 |
2019年6月3日月曜日
健康情報 : 匂い対策
![]() ━━ 【健康情報】欄に「匂い対策」を追加しました
|
登録:
投稿 (Atom)






「靴選び」