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  ── 遊びの本私の本棚を紹介します。
 
 
 第19回は、遊びの本を取り上げます。
 
 
 上掲写真で、右から順に、
 (1)「遊びの博物誌」、
 (2)「新・遊びの博物誌」、
 (3)「パズルグラム」
 
 となっています。詳細は【解説欄】を参照してください。
 
 すぐれた学者や作家の中には、その狭い専門領域から離れて遊びの領域でも達人である人が少なくありません。たとえば、数学者のロジャー・ペンローズや「不思議の国のアリス」の作者で数学者でもあるルイス・キャロルなどが有名です。第10回で紹介したマウリッツ・エッシャーのあの不思議な絵のように、画家たちの中にも遊びの名人がいます。だまし絵で人々の目を楽しませてくれたルネ・マグリットなどが有名です。
 
 ここでは、反射神経を競う遊びではなく、頭を使う遊びの魅力を紹介することにします。
 
 
 【解説欄】
 
▼「遊びの博物誌」この本は遊びの軌跡を一つ一つ拾いながら、その系譜と隠された意味を探っていくという構成になっています。
 
 「遊びの博物誌」と「新・遊びの博物誌」は、まさに不思議な国の“遊びの博物館”と言ってもいいでしょう。
 
 
    ( 表 )             ( 裏 )
 内容の紹介は、手抜きをして目次の部分を画像表示してすませることにします。
 
 
      ( 目次1 - 10 )  ( 目次11 - 20 )  ( 目次21 - 30 )
 
 
      ( 目次31 - 40 )  ( 目次41 - 50 )  ( 目次51 - 60 )
 
  ( 目次61 - 63 )
 
 
 ▼「新・遊びの博物誌」
 同じ著者による「遊びの博物誌」の続編です。
 
 
    ( 表 )             ( 裏 )
 内容の紹介は、これも目次の部分を画像表示してすませることにします。
 
 
      ( 目次1 - 10 )  ( 目次11 - 20 )  ( 目次21 - 30 )
 
 
      ( 目次31 - 40 )  ( 目次41 - 50 )  ( 目次51 - 60 )
 
     ( 目次61 - 70 ) ( 目次71 )
 
 
 ▼「パズルグラム Puzzlegrams」
 英国のデザイナー集団“ペンタグラム”が発案した178個の美しいパズルです。帯には「固まった頭脳では解答不可能」と書いてあります。著者の挑戦的な言葉は信用してよいのでしょうか‥‥。
 
 
   
 では、ちょっと英国のパズルに挑戦してみましょう
 
 ▼問題145:輪にしたひもをリングに通し、親指2本でぴんと張る。小指2本のみを使って、ひもをぴんと張ったまま、リングをはずすことができるか?
 
 
 
   
 ▼問題171:5枚のコインを、それぞれ他の4枚全部と接するように並べよ。
 
 
   
 
 ▼問題177:画商がある絵画を70ドルで購入して80ドルで売却したあと、90ドルで買い戻して再度100ドルで売った。もうけはいくらか?(無論、消費税などは考えない)
 
 
   
 
 
 ▼本の詳細
 (1)「遊びの博物誌」:(c)1977 by Itsuo Sakane, 1977年7月30日 第1刷発行 1977年9月20 第5刷発行 坂根厳夫, \2,400, 朝日新聞社
 
 (2)「新・遊びの博物誌」:(c)1982 by Itsuo Sakane, 1982年3月1日 第1刷発行 1982年3月30日 第2刷発行 坂根厳夫, \2,600, 朝日新聞社
 
 (3)「パズルグラム Puzzlegrams」:(c)1989 by PENTAGRAM DESIGN, 1990年12月25日 第1版発行 伴田良輔 訳, \3,200(本体3,107円), 朝日出版社 ISBN4-255-90058-2 C0076
 
 
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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